近所のホームセンターで、妻がマニアックなものを見つけ、購入することに・・・。
Kelly Kettle(ケリーケトル)。「ケトル」ということで、いわゆる「やかん」、つまり、水を沸かして湯にする道具です。
130年ほど前にアイルランドのパトリック・ケリーという漁師さんが考案されたものです。
私が在宅勤務なのをいいことに、さっそく使ってみることにした妻。
寒い中、喜んで遊んでいます。
今日の正午の外気温はおよそ7度。風はほぼ無風でしたが、日差しはなく、庭の散水用に溜めていたバケツに、昼休憩の時間でも溶けていない厚い氷が張っています。

妻が数年前に収集して、工作に使おうとしていた松ぼっくりや小枝を燃料として使うことにしたようです。
購入したケリーケトルは1.6リットルのステンレス製のもの。
炭は高温になるのですが、炎が出にくいので燃料としては向かないのだとか。
杉や松など、油脂を含んだ、乾燥したものがよいそうです。
何より、構造が煙突のようになっていて、高温であっという間に沸騰します。
ケトル本体に水を入れ、ファイアーベース(台座)に燃料になる松ぼっくりを入れて、点火。
煙突から燃料の松ぼっくりや小枝を投入し、炎の勢いがよくなると、すぐに湯気が上がり沸騰しました。
沸騰したら、真空ポットに移して保温しておきます。
外気温が7度程度なので、そのままではすぐに冷めてしまいます。
用意した燃料のほぼすべてを使い、残った炭や灰はこの程度です。
燃え尽きてはいないので、もう一度紙くずを燃料にして沸かしました。
沸かしたお湯でレギュラーコーヒーを淹れ、おいしくいただきました。
化石燃料のガスや電気を使わず、松ぼっくり7~8個で沸騰まで短時間で沸かせるのはCO2の排出としては削減できるし、時短もできちゃう、画期的なアイテムだと思いました。
妻は大満足だったようです。
これで味をしめて、一緒に買ったホーボーコンロ(ファイアーベースに乗せる五徳)をとポットサポートを使ってみたいようです。
また、今回購入したものは店頭在庫だったこともあり、オレンジ色のキャップのモデルです。
最新の緑色の笛吹ケトルになるキャップと、煙突部分に乗せる五徳のポットサポートを追加で購入しました。
これで、最新モデルと同じように、キャップをした状態でお湯が沸かせます。
じゃないと、灰やススが入りやすいから・・・というわけではなく、沸いたことがわかりやすいので購入しました。
基本的に無害なものを燃料にしているので、灰などはほとんど気にすることはありません。
購入したものの備忘録:
この2点は店頭購入。
このポットサポートとホイッスルキャップの2点はネットショップで追加購入。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。