少し前に入手した、ペンタックスQ。
白は単焦点と標準ズーム、魚眼の三本のレンズがセットで入手しました。
黒はボディのみだったので、別途Cマウントのマウントアダプターとレンズ2本を別に入手しました。
さらに、とニコンFマウントのマウントアダプターを入手しました。
ずいぶんコンパクトな印象の135㎜F3.5だけど、ずいぶん立派な感じになります。
135㎜でも5.5倍の740㎜相当の画角なので、超望遠レンズ。
近所のフィットネスクラブの看板も、何とか収まる程度の範囲しか写らないのです。
200㎜だと、1100㎜相当の天体望遠鏡クラス。
夕方に出ていた月も、この程度の大きさで写ります。
センサーサイズは1/2型なので極小ですが、DNG形式のRAWで記録できるので、ホワイトバランスやある程度の露出補正は扱えるし、結構愉しめる機材です。
Cマウントの25㎜で137㎜相当の範囲で、ヒガンバナとアゲハ蝶を撮ってみました。
どうにか撮れたのは、この2枚だけでした。。。
唯一といえる欠点は、バッテリーが小さいので、動画を撮るとすぐに空になります。
まあ、サイズ的に仕方のないことなので、予備バッテリーをいくつか用意すれば解決できます。
電池交換時に日時設定が消えるのも、ちょいと面倒ではありますが、まあ古いカメラを使っていると割り切れば問題ないことです。
動画もフルHDで撮れるし、Auto110モードなどのフィルムシミュレーションもあるので遊べます。
十数年前に出たときはあまり興味はなかったのですが、今になってこのコンパクトなシステムは深いなあ、と思います。
ペンタックスさん、ちょっと出すのが早すぎたのかもしれませんね。
Vlog向けとして、Qシリーズのコンパクトなシステムで裏面照射の高感度対応、解像度1600万画素程度のセンサーで、後継機に期待したいのですが・・・
まあ、スマホ1台でできちゃうことになってしまったこともあり、趣味性が高く、採算を合わせると高価になっちゃって難しいのでしょうね。