今回は、趣味のカメラの記事です。
このレンズを購入したのは2~3年前・・・。
購入当時に、カメラに取り付けて動作確認したところ、何も動作しない・・・ということは確認していて、そのまま放置していました。
「手元にあるズームレンズでは最も明るい開放F値 F2.7-3.5」
というレンズなので、重い腰をあげ、レストアしました。
ちなみに、APS-Cサイズでは、シグマがF1.8のズームレンズがもっとも明るいレンズとなりました。
最も明るい35mm一眼レフ用としては、アンジェニューの28-70mmF2.6ではないかと思います。
外観はパッと見た目は、特に問題はなさそうでしたが、よく見ると接点のねじ2本と、マウントの逆回転防止ねじがない状態でした。
光学系は、曇りとカビが発生しています。
・・・まあ、曇りを取ろうと分解したのでしょうね・・・。(´・ω・`)
レンズマウントの4本のねじを緩め、接点がレンズ側にのこ・・・らない??
見事にフレキシブルケーブルが切れています・・・。
これではカメラに取り付けても、レンズが何も反応しないのは仕方がないことです。
余談ですが、基板の裏側には、μPD75004というマイクロコントローラーが乗っています。
基板は4層か6層の多層基板です。
まずは接続できるように、電線で修理しましょう。
ちょっと電線が太いのは、ご愛敬・・・。
まあ、動けばOKとしているのでよし、ということで・・・。
基板と接点を接続します。
組み立てて、動作確認してみます。
・・・!!
問題なく動きました。
絞りも、ピントも合わせられます。
Exif情報は、なぜかF2.8、21-39mmになります。
EOS-1HSに取り付けると、バランス良く持つことができます。
光学系の掃除は、今回はマウント側の後群の一部だけしました。
なので、曇りのある中群、カビのある前軍は、そのまま・・・
逆光に弱い状態ですが、まあ、そのうちに掃除しましょう。
このレンズを使った作例がないのは、台風のような低気圧で、外に出かけられないから、ということにしておきましょう。(^-^;