トラックボールのボタン修理

長年使って、お気に入りのトラックボール、ロジクールのTrackMan Wheelの左ボタンの調子が悪くなっていたのを、重い腰を上げて、ようやく修理しました。

ずいぶんと前から、クリックする頻度の高い左側の反応が悪く、もう我慢ならない!ってことで、ほかのボタンも経年劣化していると判断して、同時に交換します。

お約束事

このブログ記事は私の備忘録として、および、読み物の情報として提供するものです。
実際に作業された場合に生じた、感電、破損、けがなどは一切保証できません。
メーカーなどに問い合わせられても答えようがないでしょう。

ささっと分解し、ボタンのスイッチを交換していきます。

OMRON製のスイッチです。

半田付けを外し、スイッチを3つとも交換します。

取り外した部品面はこんな感じで、ボタンの位置がシルク印刷で入っています。

スイッチの型番はD2FC-F-7N。中国製でカタログには掲載されていないモデルのようでした。

あらかじめ、モノタロウで購入したスイッチは・・・、

D2F-01F。

定格DC30V 0.1A、作動に必要な力は 0.74N。プリント基板用ストレート端子です。

端子形状が微妙に違いますが、サイズは、ほぼ同じです。

スイッチを交換。久々の半田付けです。

仮組して、動作確認。

問題なさそう。

ホイールの可動部分グリスアップされていたので、古いグリスは取り除いた後、モリブデングリスを少量塗布しておきました。
模型用の、樹脂を攻撃しないグリスです。

元通りに組立てて、実際に使ってみました。

左ボタンのクリックは重すぎず軽すぎず、新品の感覚です。

スイッチが新しいので、当然ですが。。。

もちろん、右クリック、スクロールボタンも快適です。

スクロールの滑らかさも元通りです。

ちなみに、今まで使用していたスイッチのケースをあけてみました。

パッと見て不具合が発生するような状態ではありませんが・・・

ちょっとピントが甘いですが、接点にメッキされておらず、酸化していたら接触不良になるのは当然、という感じの接点です。

ちなみに、このトラックボールは前期型のモデルで、後期モデルはコストダウンのため、赤く光らないのです。。。
実は、どちらも持っていたのですが、後期モデルのほうが使用頻度が高く、同じ症状で廃棄してしまったのでした。

さらに・・・驚いたのですが、20年以上使っていたようです・・・(^▽^;)

アスキーの記事に、ワイヤレスモデルがありましたが、2000年7月の記事です・・・(汗

https://ascii.jp/elem/000/000/311/311013/

まあ、気に入ったものは長く使う性分なので・・・。(^-^;

最後までご覧いただき、ありがとうございました。