2回目に引き続き、ThinkPad X230のレビューで、今回は最終回です。
今回は、そのほかのハードウェアと総合的なパフォーマンスについて紹介します。
指紋リーダー
ビジネス用のモバイルノートなので、セキュリティに有効な生体認証である、指紋リーダーが付いています。
指紋の登録は非常に簡単です。
指紋リーダーの設定をコントロールパネルから起動します。
あとは、認証に使用する指を選択して、
何回か指紋リーダーを同じ指でなぞるだけで、読み取った指紋が登録できます。
電源ONも指紋で可能ですし、同時にWindowsにログインすることもできます。
X230のキーボードを照らす、LED照明があります。
薄暗い中で、手元が照らされ、便利です。
キーボードは防滴下キーボードになっています。
きちんと、水抜き穴が開いています。
借り物なので、実際に試すことはしませんでしたが、コーヒーを誤ってひっくり返しても、最小限の被害で済むように対策されています。
樹脂のように見える外装も、マグネシウム合金を使用しているので、軽くて意外に丈夫です。
猫の足裏からヒントを得た、耐衝撃インシュレーターで、手を離してから本体が卓面に着地するときの振動を低減します。
総合的なパフォーマンス
ハードウェアのことばかりに傾いているのですが、
ソフトウェアのことにもちょっとだけですが触れておきます。
Microsoft Officeは、標準では付属しません。
ある程度の規模になると、Volume Licenceという契約になるので、あらかじめインストールされていると
余分にライセンスが増えてしまうので、ないほうが都合がよいのです。
個人や小規模ユーザーであれば、別途購入しなければなりません。
また、Office 2013以外のバージョンをインストールする場合には、外付けの光学ドライブが必要です。
Office 2013は、インターネット経由のインストールなので、インターネット接続できる環境が必要です。
持ち運びに関しては、市販の汎用キャリングケースに入れて、PCバッグに入れてみましたが、重量級ノートPCしか持ち歩いたことのない私には頼りない感じがする軽さでした。
実際に持ち歩くことを想定した装備は、以下のとおりです。
- ThinkPad X230 本体
- ACアダプタとACコード
- マウス
普段持ち歩いているのは15.6インチで約2.8KgあるノートPCなので、本体だけでも半分以下です。
ACアダプタもそれなりに大きいので、なおさらです。
ポケットWi-fiなどの無線ルーターを使えば、どこでもインターネットにつなげるので、利用範囲が広がります。
3回にわたってThinkPad X230のレビューを書きました。
性能としては、特に不満のないものなので、持ち歩くために1台欲しくなっちゃいます。
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